- さるから
- さるから【然るから】(1)そうだから。
「~さぞ, ともうち語らはば, つれづれなぐさまめと思へど/徒然 12」
(2)しかしながら。「泣き泣き女問ふことなれば, ほろりと云て~健気に有るべき所に眼を着けて言ふべし/申楽談儀」
~に(1)「さるから{(1)}」に同じ。「~, 人民と, 政事とは, その善悪の位価は同等にして/西国立志編(正直)」
(2)そうこうするうちに。「~, 春も徒(イタズラ)にくれて/読本・弓張月(後)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.